勤怠入力をシステム化してチェックポイントは減ったが、総務課の苦労は残っていた。原因は「システム」ではなく「運用」にあったと気づく回。

前回、AS/400上に勤怠入力の仕組みを作ったところまで書きました。

「これでかなり楽になるはずだ」と思い、しばらくして総務課に行ってみると……
やっぱり総務課の女性職員たちは、タイムカードと勤怠表の束と格闘していました。

手書きの勤怠表が、印刷された帳票に変わった分、見やすくはなっていましたが、本質は変わっていませんでした。

確かにチェックポイント自体は減っています。
勤怠入力時に、論理的に正しい内容しか受け付けないようにしていたためです。
例えば、
・勤務終了時刻より30分オーバーなのに、45分の残業申請をする
・その部署ではあり得ないシフトを入力する
といったことはできないようにしていました。
(かなり厳しめに入力チェックや相関チェックを入れていました)

それでも……
総務課の方々は、相変わらず「目が皿」でした。

何が原因なのか。
少し考えて、すぐに分かりました。

従業員の入力自体は論理的に正しくても、
本来その内容をチェックすべき部門長の確認が不十分だったのです。

私は部門長として、自分の部下の勤務表はしっかり確認していましたが、すべての部署がそうではありませんでした。
その結果、部門長のチェックをすり抜けた整合性のズレを、総務課が最後に補正することになっていたのです。

つまり、
システムは正しくても、
運用が追いついていなかった
という状態でした。

WRITTEN BY太城 義雄(たき よしお)

IBM i / AS/400を愛するSE

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