社の方針で、AS400DBに正社員の契約単価は入力しない事となっていた。 しかしパートタイマーは時給計算をAS400で行う。 だから給与システムと連携を

勤怠入力システム、パートタイマー契約管理システム……
なかなか良い仕組みができたのですが、これで終わりではありませんでした。

このシステムの目的は、最終的には給与計算に必要なデータを、正確に作ることにあります。

パートタイマーの給与については、システム側で計算して金額まで出していました。
一方、正社員については、給与額そのものは総務課の給与事務担当者だけが扱う運用にしていたため、勤怠システムでは勤務日数、超過勤務時間、深夜割増時間など、給与計算のための基礎情報だけを管理していました。

つまり、AS/400で集めたその情報を、総務課が使っている給与パッケージに渡さなければならなかったのです。

もちろん、
AS/400で印刷して、
その紙を見ながら給与パッケージに手入力する、
という方法もあります。

でも、それは私が最も嫌いな、いや“超”嫌いなやり方でした。

コンピュータに入っている情報を紙に出して、別のコンピュータにまた手で入れる。
そんなことをしていたら、効率も悪いし、入力ミスも起こります。

なので、その運用を知った時点で、給与パッケージのメーカーに連携仕様を確認し、総務課の運用も聞きながら、インターフェースを作ることにしました。

割と苦労した記憶がありますが、なんとかデータを“シュポッ”と給与パッケージに取り込めるようにできました。

……ところが、これでも終わりません。

給与パッケージは、労基法改正や税法改正などに合わせてバージョンアップします。
すると、インターフェース仕様書も変わります。

そのたびに、AS/400側のプログラムも改修が必要になります。

しかも仕様書が、なかなか不親切でした。

例えば「0」という数値を、
"0" とするのか、
"0.000" とするのか、
あるいは "000.000" とするのか、
それがはっきり書かれていないこともありました。

ややこしいでしょう(笑)

それでも何とか乗り越えて、総務課の職員がそれまでどおり業務を進められるようにしました。

勤怠システムは、単独で動いて終わりではありません。
現場の仕事が止まらないように、周辺システムとつながって初めて、本当に役に立つ仕組みになるのだと感じた出来事でした。

WRITTEN BY太城 義雄(たき よしお)

IBM i / AS/400を愛するSE

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