たとえば、HOLCOUP(休暇管理DB)の1レコードを、ステーキ1枚だと考えてください。
さすがに万事休すか、と思った案件でした。
でも、発想を切り替えた時に、少しだけ出口が見えました。
今回は、その「出口をどう作ったか」の話です。
たとえば、HOLCOUP(休暇管理DB)の1レコードを、ステーキ1枚だと考えてください。
そのステーキ1枚を、20個のサイコロステーキに切る。
そして、そのサイコロステーキを毎日1個ずつ食べられる権利だと考えます。
すると、考えるべきことは単純になります。
在庫として見えるサイコロステーキの数を、最大40個までにしておけばよいのです。
40個を超えそうな分は、
少し早めに食べられるようにする、
あるいは少し先に食べられるようにする。
つまり、権利そのものを消すのではなく、
「どのタイミングで在庫として見せるか」を調整するわけです。
これを有給休暇管理に置き換えると、
- 見かけ上の有給休暇残数は40日以内にする
- ただし、既に発生している権利は侵害しない
- 法が求める有効期間も守る
この3つを同時に満たす必要があります。
そのために私は、
付与日を細かく分ける
有効期間を職員に不利にならない範囲で調整する
付与済みの権利を消さずに「見せ方」を変える
という形で、既存システムを改修しました。
要するに、
「60日ある権利を40日に減らす」
のではなく、
「ある時点で見える在庫が40日以内になるように配置し直す」
という考え方です。
こうして、法に反せず、職員にも不利益を与えず、それでいて親会社側から見れば“40日以内に見える”状態を作ることができました。
紙運用なら到底できないことでも、データとして持っていれば、こういう調整が可能になります。
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