中身が見えない
長年の改修で複雑になり、どこまでが必要な資産なのか判断できない。
SYSTEM/38 → AS/400 → IBM i
LEGACY IS NOT THE PAST. IT IS AN ASSET.
古い資産を、壊さず直して、未来につなぐ。
「古いから捨てる」でも、「動いているから触らない」でもない。
長年積み重ねた業務資産の価値を見極め、IBM iの次の一歩を一緒に考えます。
全面刷新が正解の企業もあります。一方で、現場の知恵が詰まった仕組みを活かし、 必要なところから整えていく方が、速く、安全で、合理的な場合もあります。
BEFORE REPLACEMENT
「AS/400は古い。これからはオープン系へ」と提案されることがあります。 もちろん、全面移行が適切なケースもあります。けれど、移行すること自体が目的になれば、 長年磨かれた業務ロジックまで、高い費用をかけて作り直すことになりかねません。
長年の改修で複雑になり、どこまでが必要な資産なのか判断できない。
RPGを読める人が減り、変更したくても安全に触れられる人がいない。
現状維持か全面刷新か。その二択だけでは、現実的な道筋が見つからない。
HISTORY ≠ OBSOLESCENCE
Ferrariは長い歴史を持つブランドです。けれど、昔の車をそのまま作り続けているわけではありません。 受け継ぐものを大切にしながら、性能も安全性も制御技術も、絶えず進化しています。
IBM AS/400も同じです。1988年に登場した製品を、その姿のまま使い続けているわけではありません。 ハードウェア、OS、データベース、開発・運用環境を進化させながら、現在のIBM iへとつながってきました。
「歴史が長いこと」 ≠ 「製品が古いこと」
問うべきは誕生年ではなく、いま何が動き、どんな価値があり、どう進化させられるかです。
FACT SOURCE IBM|The AS/400
ONE INTEGRATED PLATFORM
IBM iは、プロセッサからOS、データベース、開発・運用環境まで、 IBMが一つのプラットフォームとして設計・提供しています。
それぞれを別々に選び、組み合わせ、相性を確かめ続けるのではなく、 全体として安定して動くことを前提に設計されている。この統合性は、 長く安心して使い続けるための、IBM iならではの強みです。
FACT SOURCE IBM|IBM i / IBM|Db2 for i
MAKE THE MOST OF IT
システムを守ることと、変えることは対立しません。 現在の価値を守りながら、変えるべき場所を見定めます。
UNDERSTAND
ソース、DB、画面、帳票、運用。仕様書だけに頼らず、動いている資産から本当の仕様を読み解きます。
IMPROVE
影響範囲を見極め、動作を確かめ、現場を止めない。小さくても効果の大きな改善を積み重ねます。
CONNECT
FreeForm RPG、外部連携、AI活用。既存資産を孤立させず、次の技術と次の世代へ橋を架けます。
WHAT I WORK WITH
IBM iの内側を深く理解しながら、外の技術ともつなぐ。 現場の課題から出発し、必要な技術を組み合わせます。
RPG III、RPG IV、ILE。長年のコードの意図を読み、現在の要件に合わせて安全に改修します。
データ構造とアクセス経路を捉え、SQLや論理ファイルも含めて、正確さと性能を整えます。
ジョブ、オブジェクト、ライブラリー、セキュリティ。プラットフォーム全体を見て考えます。
複雑な既存ソースから仕様と影響範囲を読み解き、業務を止めずに手を入れます。
古い記述をただ書き換えるのではなく、保守しやすく、次の技術者へ渡せる形へ橋渡しします。
手作業、待ち時間、転記、確認。現場に潜む「仕方ない」を見つけ、仕組みで減らします。
新製品の導入ではなく、仕事の流れが本当に良くなったか。その結果をDXの基準にします。
AIを魔法扱いせず、調査・解析・検証・文書化を支える新しい道具として、実務へ取り入れます。
ABOUT THE ENGINEER
System/38からAS/400、そしてIBM iへ。 技術の名前や書き方が変わっても、業務を理解し、正しく動かし、使う人を支えるという本質は変わりません。
新しい技術を追いかけるだけでも、古い技術にしがみつくだけでもない。 長く動いてきた理由に敬意を払いながら、より良く変える方法を考え続けています。
SELECTED RESULTS
IBM iの古い資産を読める。
壊さずに直せる。
さらにFreeForm RPGへ橋渡しできる。
NOTES FROM THE FIELD
技術の説明だけでは伝わらない、現場で本当に起きたこと。 成功も失敗も笑い話も含めて、IBM iと歩いてきた経験を書いていきます。
2019年11月、IBM PowerAI Visionを使った白血球形態分類のPoCを完成。 専門技師から高い評価を得ながら事業化には進まなかった経験を、 古いブログと外部記録から掘り起こしました。
約4億件をベタ読みし、1件ごとにマスタを何十回も参照。それでも30分で完走したAS/400。 データアクセスを見直すと、処理は20〜30秒になりました。 プラットフォームの性能と、優しすぎるがゆえの落とし穴を、実体験から振り返ります。
SYSTEMS SHOULD AGE WELL.
捨てる前に、読む。変える前に、価値を知る。
いまある資産を、未来の足かせではなく、未来への土台に。
Yoshiochin.comは、ここから育てていきます。