休暇管理は単なる枚数管理ではなく、配布日・有効期限・使用・失効まで含めた「状態管理」だと気づいた回。

前回、休暇管理は「AS/400にトランプのようなカードを持たせればいい」と考えた、という話を書きました。

休暇1日につき1枚のカード。
この発想自体は、かなり分かりやすいものでした。

でも、すぐに気づきました。
これだけでは足りないのです。
例えば、代替休暇のように取得可能な期間が決まっている休暇があります。

ある人が悪気なく、
「今月は代休を1日取りました😊」
と元気よく♦カードを出してきたとします。

でも、その♦カードの取得期限が、実は先月までだった・・・ってこともあり得ます。

では、どうしましょ?
カードに取得期限を書いておけばいいのか。

そう考えると、今度は有給休暇が出てきます。
♥カード(有給休暇)は、付与日から一定期間有効です。
では、その♥カードは、いつ、何枚、どの時点で配るのか。
さらに、
・何枚付与されたのか
・何枚使ったのか
・今、何枚有効なのか
・期限切れで消えたのは何枚か
まで把握しないと、正しい管理にはなりません。

つまり、単に「カードを持たせる」だけでは不十分でした。
必要だったのは、
カードの種類だけでなく、
そのカードがいつ配られ、いつまで有効で、いつ使われ、いつ消えるのかまで管理することでした。

ここで私は、
休暇管理は「枚数管理」ではなく、「状態管理」なんだと気づきました。

WRITTEN BY太城 義雄(たき よしお)

IBM i / AS/400を愛するSE

CHAPTER 03 · PART 02 · 第3話 / 9 STORIES · 35 STORIES TOTAL

第三章・全35話の目次へ